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いつまでも丈夫で長生き!年齢によるフードチェンジのススメ 犬&猫編
イメージ画像動物医療の進歩に伴い、愛犬や愛猫の寿命はいま、かつての倍ほどにまで延びています。10歳なんてもう当たり前、20歳に手が届くほど長生きする犬や猫も珍しくありません。ただし長く生きるということは、体が必要とするカロリーや栄養素なども変化していくということ。10代の人と60代の人とでは食生活が違うように、犬や猫もその年齢に応じてペットフードのタイプを変えていく必要があります。

ペットフードのタイプはライフステージに合わせた3段階処方

犬用フードや猫用フードには、大きく分けて“幼犬・幼猫用(パピィ・キトン)”“成犬・成猫用(アダルト)”“老犬・老猫用(シニア)”の3種類があります。総合栄養食の場合、必要な栄養基準を満たしつつ、その年齢に最も適したカロリー設定や成分調整がされているので、愛犬や愛猫の年齢に応じたフードを選びましょう。
総合栄養食について詳しく知りたい人は

幼犬・幼猫用フード
生後1年くらいまで。犬も猫もだいたい生後1年で人間でいうところの18歳程度にまで成長するので、この時期のフードはおもに“丈夫な体を作る”ことを目的にしています。3つのタイプのなかでは最も高カロリーで、カルシウムやリン、ビタミン、ミネラルなど骨格や被毛の形成に役立つ成分が豊富に含まれています。
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ドライフードの場合、生後2ヶ月〜3ヶ月くらいまでは水または犬用・猫用ミルクでふやかし、1日4回から6回に分けて与えます。1回の量はパッケージ裏面の記載にある“1日に必要な総量”を参考に割り出してください。生後4ヶ月くらいからは1日3回程度、固いまま食べても消化できるようになります。
また、この時期に太りすぎや痩せすぎを心配する必要はあまりありません。食べているのに痩せすぎている場合には寄生虫などを疑う必要がありますが、通常、子犬は丸々と太っているもの、子猫は逆にほっそりとしているものです。

成犬・成猫用フード
イメージ画像生後1年から6年くらいまで。成長期に作った骨格や歯、被毛などの健康を維持するためのフードです。人間でいうと20代から50代の“働き盛り”の時期を支えるための栄養素がバランスよく配合されています。犬の場合にはこれを1日2回に分け、充分な水とともに与えましょう。よく「成犬になったら食餌は1日1回でいい」と言う人がいますが、そうした食生活を続けていると高齢になって胃拡張や胃捻転を起こす危険性が高くなります。
猫の場合にはこの頃から“気分で” 1日何回もに分けて食べることが多くなるため、どうしてもフードを置きっぱなしにしがちになります。“なくなったら足す”という与え方をしていると1日の総量がわからなくなるので、目安とするトータル量を把握したうえでコントロールするようにしてください。子供時代にはほっそりしていた猫も、この時期からは食べすぎれば確実に太るようになります。

老犬・老猫用フード
生後7年くらいから。運動量の低下や内蔵機能の衰えに応じて、カロリーを抑え消化吸収率を上げるための工夫がされています。メーカーによっては関節疾患や腎臓疾患の予防、免疫力アップなどのための成分が配合されていることも。
ただしシニアフードへの切り替え時期には、かなり個体差があるものです。6歳で老け込んでくるコもいれば、8歳を過ぎても元気はつらつで動き回っているコもいるので、愛犬や愛猫の状態を見ながら“だいたい7歳前後を目安に”切り替えてください。

ペットフードを切り替えるときには
フードのタイプを切り替えるときには、最低でも1週間くらいかけて新しいフードに慣らしていきましょう。それまでのフードがまだ残っているうちに新しいフードを購入し、最初の2〜3日は古いフード7割に新しいフード3割、次の2〜3日は古いフードと新しいフードを半々に…といった要領で徐々に新しいフードを増やしていきます。新しいフードがお腹に合うかどうかは、毎日のウンチをチェックして判断してくださいね。
“目的別フード”を導入するときには
ペットフードにはライフステージ別フードのほかに“ダイエット”や“オーラルケア”“ヘアボールコントロール”など、特定の目的に沿って作られているものがあります。これらのフードの特徴と注意点についてご紹介しましょう。
ダイエット(ライト)
イメージ画像肥満傾向にある犬や猫のウエイトコントロールを目的にしたフード。脂肪分を減らすことによってカロリーを抑え、食物繊維を増量して空腹感を与えにくくする工夫がされています。
最近では「肥満予防に」とライトタイプを選ぶ人も多いようですが、できればライトタイプを与えるのは6歳までにとどめてください。7歳以上の犬や猫の場合、ライトタイプに配合されている食物繊維の量は内臓に負担をかけることがあります。
アクティブ
フリスビーやアジリティなどを楽しむスポーツドッグやショードッグなど、活動量の多い成犬のためのフード。ライトタイプとは逆に通常の成犬用フードよりも高脂肪・高カロリーで、持久力のある体作りを目指します。またアクティブタイプはパピィ・キトンタイプとともに、エネルギーを多く必要とする妊娠・授乳期の犬や猫にも適しています。
オーラルケア
歯垢や歯石を付きにくくするためのフードで、通常よりも固く大きな粒のドライタイプが一般的です。これは噛むことによってフードが“歯磨き”の役割を果たすことを狙ったフードのため、歯が弱ってきている老齢の犬や猫には向きません。老齢の犬や猫に多い口臭をなんとかしたい気持ちもわかりますが、その場合には飼い主の手で優しく歯磨きしてあげるなど別の方法を考えましょう。
ヘアボールコントロール
グルーミングによってお腹にたまった毛玉をウンチと一緒に排泄させることで、吐くことによる消化器閉塞や体内で毛玉が硬化・巨大化する毛球症を予防しようとする猫用フード。ライトタイプと同様、食物繊維が多く含まれているので、老齢の猫にはシニア用と明記してあるものを選んでください。また最近は通常のフードにもこうした工夫がされていることが多いので、短毛種などもともと吐くことの少ない猫には毛玉対策に特化したフードは特に必要ありません。

愛玩動物飼養管理士(ペット・ケア・アドバイザー)道行 めぐ

イメージ画像 ユニディのペットコーナーは種類も豊富、専門スタッフも常駐しています。わからないこと、不安なことなどがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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